施工例
お掃除しやすい!明るい!
使い勝手を見直したキッチンリフォーム
水まわりリフォーム

30年以上にわたってお使いになられたキッチンを入れ替えました。またカウンターの上の吊戸棚を撤去し、開放感のあるキッチンになりました。
目次
工事情報
| 内容 |
戸建てLDKリフォーム システムキッチン入替(パナソニックリフォムス)/吊戸棚撤去/カウンター造作/既存食器棚撤去/吊戸棚(タカラスタンダード)新設/クロス貼替/クロス上貼り ショールーム同行 |
|---|---|
| 費用 | 約240万円(税込) |
| 施工日数 | 7日間 |
2021年施工

リフォームのきっかけ
ご子息の独り立ち。それを機に今後の暮らしを見据えられた施主様ご夫婦宅のLDKリフォームです。
マンションへの住み替えも候補にあったそうですが、長年お住まいの家で暮らすことを選ばれました。そこで暮らしを快適にするためのリフォームをと、ご依頼くださいました。奥様が長い時間お過ごしになるキッチン。その使い勝手を良くすることも今回のご要望として伺いました。
[施主様のお悩みポイント]
- ・吊戸棚の上段に手が届かず、有効に使えていない
- ・お手入れや掃除が大変
- ・キッチンが暗い
お悩みごとに解消するためのアイテムを選び、これまでのストレスをワクワクに変わる。そんな奥様好みのキッチンが誕生しました。
当店を選ばれた決め手
以前お風呂とトイレのリフォームのご依頼をいただいており、そちらの折りに「次はキッチンね」と仰っていました。当店のことを覚えてくださったこと、引き続きご縁をいただけたけたことが、とても嬉しく印象に残っております。
施主支給(施主様が独自で設備や資材等を調達すること)の受け入れや、ショールームへの同行などを気に入ってくださっていたようです。
設備と家具選びのポイント
奥様との相性の良い(奥様ご自身が手入れがしやすいと感じる)製品を一点ずつ丁寧に決めました。
[具体的に選んだ内容]
- ・タイル→目地の掃除が大変なのでキッチンパネルへ変更
・換気扇→高ランクでなくても良いので手入れのしやすいものを選択
・シンク→ 天板との継ぎ目に汚れがたまる→天板シンク一体型を採用
・ガスコンロ→掃除のしやすいIHクッキングヒーターへ変更
【キッチン選びは人それぞれ】
- ・引き出しの数
- ・引き出しの大きさ
- ・掃除いやすい排水口
- キッチンメーカーを統一するとデザイン面や値引きの余地などのメリットがありますが「引き出しの出し入れのしやすさ」「使いたい食洗器を設置できる」といった好みや快適に使うための条件を優先した方が先々の暮らしは楽しくなります。
BEFORE AFTER
工事の様子
[工事前]

開かれたカウンター部分が特徴のセミオープンキッチン。 お互いの顔が見える対話性と手元が隠れる独立性を両立した、30年頃前に普及していたモデルです。

吊戸棚撤去前のキッチン。まだまだ使えそうなぐらい綺麗な状態からは、奥様による日々のまめなお手入れが想像できます。

背面収納。コンロ側と同様に天井までの吊戸棚があります。タイル壁や木目調で統一感が出ています。

側面を活かしたキッチン横の収納スペース。 30年以上も前のキッチンに設けられていることに感動しました。 こうした工夫は造り付けの醍醐味と言えます。
[工事中]

吊戸棚を撤去しているところ。棚板を外すと、吊戸棚が占拠していた空間の大きさが際立ちます。

吊戸棚を撤去した後。「外すだけ」の工事と思われることが珍しくありませんが、実際は「外した跡をどのように綺麗にするか」を大切にする工事です。

キッチン解体中 。カウンター越しの視界が広がる様子が伺えます。

垂れ壁を撤去しているところ。下がり壁とも言い、収納スペースの確保に加え空間を仕切ったりキッチンからのにおいや煙が広がりにくくしたりする役割もありますが、ここでは吊戸棚とともに取り外します。

垂れ壁撤去後。リビング側からも視界が広くなった様子が確認できます。

垂れ壁がなくなったことで光源が行き来し、空間のつながりが生まれました。

キッチン横の吊戸棚と収納の撤去。

造り付けの背面収納を撤去。広々とした空間になりつつあります。

腰壁を造作しています。

キッチンカウンターを新設しました。

背面収納の吊戸棚のための下地を造作しています。

設備屋さんと協力してシステムキッチンを組立てています。

システムキッチン組立完了。

吊戸棚設置。奥様の使いやすい高さのものを採用しています。
[工事後]

セミオープンキッチンから吊戸棚を取り外したことで、明るく開放的になりました。

リビング側からキッチンを見たところ。吊戸棚の照明からペンダントライトに変わりました。

天井まであった吊戸棚は、手の届く高さのものに変わりました。
キッチンとは別メーカーのものを使用しています。タイル壁はあえて外さず壁紙を上貼りしました。

天板とコンセントは据え置きで、壁紙と上下の収納を新しくしました。
「カウンターキッチンの吊戸棚の撤去」「システムキッチンの入れ替え」 が今回のご要望でした。
造り付けの収納は既存のキッチンに合わせた雰囲気の良いものでしたが「これからの使いやすいキッチン」には合わないため入れ替えることになりました。キッチン横のカウンターデスクはお気に入りとのことでしたので、使用感や雰囲気を引き継ぐ目的で天板を残しています。背面収納の下とリビング側のカウンター下の収納は、お客様自身で選ばれたものです。
すべてを同一メーカーで統一するのではなく、使い勝手や好みに応じて納得いくまで検討されています。こうした選択もあるということと、それを尊重する工務店とお付き合いすることが工事後の暮らしを良いものにするポイントだと思います。
当店では「タイル壁をどうにかしたい」というご相談をしばしばいただきます。
タイル壁は貼り替えの工程で剥がしたり壊したりと大掛かりな工事になりがちですが、上からパネルを貼る「上貼り」にすると予算(工期、人手、廃材費)を抑えることが可能です。「雰囲気を手軽に変えたい」とお考えになった際、参考になれば幸いです。 一方「このタイルを使いたい!」と明確なイメージがある場合は、妥協するよりもご予算をかけ、貼り替えた方が、先々の満足度が高くなることも付け加えておきます。
キッチン周りをメーカーとシリーズで統一するのは無難なものの、全く別の製品でも統一感を損なわないようにできることがよくわかる事例です。
ご自身の好みと使い勝手にぴったりな商品を見つけるために、労力を惜しまず情報収集に努めておられたのを素晴らしいと思いました。「使い勝手が少し気になる」「もう少し予算を抑えたい」など、工夫でどうにかなりそうなことがあれば考えてみるのもよいですね。
また、ショールームは商品をじかに触れることができ、ネットやカタログだけでは感じ取れないサイズ感や質感が分かるのでとてもおすすめです。 とは言っても時間と労力がかかることも必至。お客様の性格やライフスタイルに無理がかからないよう活用いただければ幸いです。
神戸はHDC神戸に限らず大阪のショールームへもアクセスが良い立地です。地の利を活かしてこれからも施主様のお役に立てるよう活用したいと思いました。
※HDC神戸:ハウジング・デザイン・センター神戸は、JR神戸駅前に約40の住まい・暮らしに関するショップ・ショールームがある総合施設です。



