お客様の声
2020/11/18 インタビュー03
西宮市在住
坂上様
ワカバヤシ工務店を選ばれた理由についてお聞かせください
必要のない工事を「いらない」と言ってくれて、印象が良かったんですよ。
初めての出会いは2年前(2018年)です。台風の後、屋根の鉄板が外れているように見えたので、増築工事をお願いしたハウスメーカーへ連絡したんです。そこからの紹介で屋根の様子を見に来たのが若林さんでした。「今のところは大丈夫」と、その時は何もせずに終わりました。本職の人に見てもらって安心したし、不要な工事をしなくて済んで良かったです。
今年の大雨の時に雨漏りがして、前に屋根を見てもらった若林さんにお願いしようと思いました。
工事をしようと思った理由と工事内容についてお聞かせください。
雨漏りがあったので屋根の塗装をしてもらいました。追加でLDKの窓の飛散防止ガラスフィルム貼りもお願いしました。
始めは何が起こったか分からずでした。2階にあるキッチンの床が濡れていて「何こぼしたんや?」と、妻と話していると天井から水漏れしていることに気づいたんです。
そこで増築をしたハウスメーカーに、若林さんに直接連絡してよいか確認して、すぐに電話しました。
屋根に上ってもらうと、防水のところがぼろぼろになっているということで、まず板金屋さんを手配してくれました。その修繕見積りが高くてびっくりしたんですよ。形状が特殊な為あつらえになるのと、足場代も入るからだと説明はありましたが思っていた以上でこれはかなわんと思いました(笑)。で、次は塗装屋さんを呼んでくれて、塗装での見積りもしてくれました。こっちは安心できる値段でした。「これ(板金の方法)しかない」と言われたら、高くても工事するしかなかったので、色んな提案をしてくれる大工さんで良かったです。私たち夫婦の年齢も考えて、塗装工事で問題ないと判断しお願いしました。
雅子:屋根の修繕が板金屋さんか塗装屋さんかなんてわからないですもんね。現状とご家族の環境を考え提案するのが大工の仕事なので、お役に立てて嬉しいです。何十年先を考えたら板金の方法が理想ですが、20年30年なら今回の選択肢があって良かったですよね。
工事の間はいかがでしたか?
若林さんも手配してくれた職人さんも親切でした。
手配してくれた職人さんも親切で、板金屋さんは「この家にあと何年住むかで、どんな修理をするかが変わってきますよ」と教えてくれたし、塗装屋さんは、現場を見に来た時に防水の丈夫なテープを貼って応急処置をしてくれたのでひとまず安心して生活できました。余った錆止めも持って帰って捨てるっていうから、もらって自分で別のところに塗ったりしました。
私は定年で家にいるので、空いた時間に来て予定より早く終わらせてもらって有難かったです。
雅子:日曜日などもお伺いさせていただきまして、ご協力ありがとうございました。融通が利くのは小さい会社ならではかもしれません。
後日確認したところ防水テープを貼ったのは板金屋さんでした。工事中は多種多様な職人が出入りするため、施主様が混乱したり間違えることも多々あります。そのために当社では大工が窓口としてすべての情報を把握確認しております。
「若林大工のここが良かった」というところを教えてください
柔軟に対応してくれるところ。
前途しましたが、提案をいくつか出してくれたり、他にも傷んできたところを直さないといけなくなった時のことなども考慮して話しをしてくれました。
また、台風被害の話になった時に「窓に何か当たったら怖いな」と気になっていたところへ、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ることを勧めてくれました。実際に飛散防止ガラスフィルムを貼っているところを見せてもらったので、残ったガラスフィルムを小さな窓ガラスに自分で貼ってみた時にそれなりにうまく貼れて助かりました。作業中に横から色々質問してもちゃんと答えてくれましたよ。(笑) こちらが気ままに言いたいこと言って悩んでることに対応してくれました。
雅子:若林大工は「出来るところは自分で」という考えなので、坂上様のように熱心な方は歓迎です。長く住むと修繕や改修が必要になってくるので、ご自身で手入れ出来ると楽しいし頼まなくていいのでいいことづくしですよね。
ただ、今度からは作業中もマスクは毎回してくださいね。
雅子:おっしゃる通りです。本当に申し訳ございません。コロナ禍の中お宅に上げていただいているのに心配をおかけいたしました。
ご自身でフィルムを貼られたキッチンの小窓
インタビューを終えて
今回の工事は屋根の鉄板をすべて替える板金工事をするのが理想でしたが、屋根の形状が複雑で板金加工代が高くなるので費用を抑えるために防水と塗装の提案をいたしました。
何十年先を考えたら板金の方法が理想ですが、これから住まわれる年数や要望の内容を踏まえて一緒に考えられてよかったです。
最初の屋根の相談のあと、再び弊社を指名して連絡を頂いたことに感謝しています。こちらの作業がしやすいように心配りもしてくださいました。
ご主人様はとても研究熱心で素材の資料をご請求くださいました。奥様には趣味の器の絵付けのお話や作品も見せていただき話が尽きませんでした。
現在は消毒とマスクをして工事に臨んでおります。新型コロナウイルスをきっかけに大切な自宅へ知らない者がお邪魔することが、大きな心的影響をもたらす世の中となりました。そのことを肝に銘じ「うつさないうつらない」対策を続けてまいる所存です。
またお家のことで困りごとが出てきましたらご相談ください。状況に応じてできる限りのご提案を致します。この度はお話をありがとうございました。
質問者 若林雅子
暮らしの工夫
お客様のお宅へ伺う中で、そのご家庭ではごく普通に行っているけど私にはとっても素敵だと感じることをたくさん発見します。そんな素敵なことを紹介していくコーナーです。
今回は奥様にお聞きしました。
鳥や花の絵がたくさん飾られているのが優しい印象のLDK。絵描きは20年以上の趣味だそうです。昔はマイセンなどのお皿を少しずつ集めていたそうですが、それが自分の絵付けしたお皿を作ることに変わってきたそうです。
私も器が大好きですが、もっぱら集める方で作ることはしていません。自分の趣味を持ち、その世界を広げて生活を楽しんでいる感じがとても素敵でした。
絵を飾るために作られた窓の飾り棚はご主人のお手製。お互いを慈しむ関係が感じられる素敵なご夫婦でした。
自分で描いた絵を焼き付けるポーセリング
屋根修繕の施工事例にも紹介しております。 このお宅の工事内容を見る >