暮らしづくりの施工例
マンションの一室を本格的な茶室に!和室の床を上げて炉を入れる、原状復帰が可能な茶室リフォーム
ちょっと変わった工事
お茶の先生からのご依頼で、マンションの和室を茶室にするリフォームを行いました。
おもな特徴は
- 「本格的な炭を使った炉で教えてあげたい」というご要望
- 宗派流派に応じて炉の位置を変えられる
- 元の和室に戻すこと(原状回復、原状復帰)も可能
などです。
もともと敷いてあった畳をあげ、炭が入る炉の高さに床上げをしていきます。
根太といわれる住宅の床を張るために必要となる下地材を組みます。
構造用合板を貼り床部を作ります。
もともと使っていた畳を敷きなおします。
炉の位置を指定通り穴をあけます。炉の位置にもそれぞれ名前がついているそうです。
炉の中はこんな感じ。
畳の位置を変えるだけで炉の位置も変えることができるようになりました。床上げをしているだけなので、簡単にもとの和室に戻すことも可能です。
マンションの和室で茶道教室をされていて、もともとあった炉の数と位置を増やしたい。炉の位置により作法が違うという話を聞いて、茶の道は奥が深いと感じました。