お客様の声
インタビュー07
相談しやすい窓口って意外にないんです
神戸市灘区 M様
工事内容:建売新築住宅収納スペース棚設置工事
2023年の年末に新築の建売住宅に引っ越された施主様。新しい生活が始まる前にキッチン横の収納スペースに棚を設置させていただきました。
今回、使い勝手と感想を聞きに一年ぶりにお宅へ伺いました。施工時は家具や家電が搬入されたばかりでカーテンもまだ設置されていないお部屋でしたが、整えられたインテリアのおしゃれさにびっくり。お話を伺う前にルームツアーが始まりインテリア談議が止まりませんでした。
そんなおしゃれな奥様に工事の感想や部屋づくりのヒントをお聞きしました。
「相談しやすい窓口って意外にないと思うので、暮らしの相談室はとってもありがたかった」と、相談室や私(雅子)についてもたくさんお話いただき有意義な時間となりました。
聞いたこと
■ 工事をしようとおもったきっかけ
■ワカバヤシ工務店に決めたのはなぜ?
■ 理想の工事になりましたか?
■ 工事後気になったことはありましたか?
■ 若林大工と雅子の印象を教えてください
インタビューの時に暮らしのヒントを教えてもらっています。
■暮らしの工夫
■いつものカバン置き場
工事をしようと思ったきっかけは?
使いにくいスペースに棚を付けたかった
施主様:新築の戸建て住宅に引っ越しが決まったのですが、キッチン横の収納スペースが使いにくそうだと思っていたんです。
施主様:問題の場所はキッチンと洗面廊下に繋がる回遊できる便利な収納スペースです。キッチン横なのでパントリーとして使いたいけど、設置されているのはクローゼットのハンガーパイプ。洗面やお風呂とも近くファミリークローゼットにしても良い位置関係だけど、キッチン側に扉がないので匂いが移りそう・・・。本当に「謎」なこの空間をやっぱりパントリーとして使いたい。そこで可動棚を付けようと思いました。
棚受けを調べてみると、ただ壁に付ければいいわけじゃないと知りました。重いものを乗せる前提なので自分達で付けるのは怖くて。そもそも電動ドリルもないので、DIYは諦めて本職の方にお願いすることにしたんです。
引っ越したばかりの施工前の様子
一年経った活用の様子
ワカバヤシ工務店に決めたのはなぜ?
技術だけじゃなく、コミュニケーションも重要だから
施主様:リフォームって工事はもちろん大事だけど、相談したりプランを立てるコミュニケーションが重要だと思うんです。相性とか話しやすさとか好みとか。
雅子:そうですね。技術だけじゃなくて相性は大事だと思います。
施主様:大きい会社は相談窓口で話した後、営業さんやプランナーさん、現場管理の方と担当が変わっていくことが多い印象があります。実際、以前工務店と関わった時もそうでした。見積もりをお願いする時には何人か担当さんが変わっていて「あの窓口の人だったから話しやすくてお願いしたのにな・・・」と残念な気持ちになったのを覚えています。しょうがないんですけど、一番長く接する担当さんを自分で選べないシステムは私には合っていませんでした。
その点、ワカバヤシ工務店なら最初から最後まで雅子さんが相談に乗ってくれると書いていたので、安心して相談室に申し込みました。いつも行くカフェが相談会場というのも安心できました。
雅子:相談室は私との相性を感じ取ってもらう場でもあるので気軽に来てくださると嬉しいです。
施主様:初めてお会いして、なんていうか、良い意味で、プロじゃないところがすっごい話しやすくて。私の言ってることをすぐに理解してくれたので、お願いしようとその場で決めました。
雅子:見積もりを取る前に決めてくださってたんですね。ありがとうございます。
施主様:そうそう。法外な価格は出さないと思ったから(笑)
雅子:はい、出しません。適正価格です(笑)
雅子:新築ですが、この家を建てたメーカーさんにはお願いしなかったんですか?
施主様:そうなんです。お願いできたらよかったんですけどね。現場監督さんが良い方で聞いてみたんですが、工事でお願いするとかなり高くなると説明されたので断念しました。
理想の工事になりましたか
なりました。
施主様:といっても、ほんと小さい工事なんですけどね。安心して使えています。
受け具部分にマグネットを付けて浮かす収納に。
お気に入りの布でホコリよけと隠す収納。
工事後気になったことはありますか
棚をもっと付けとけばよかったかな?
施主様:棚は2段付けてもらったのですが、あと2段くらいあってもよかったかなと思いました。
雅子:荷物が増えたからですか?
施主様:そういう訳ではないのですが、板が長いからホームセンターから持って帰ってくるのに私の車にはたぶん乗らないんです。あと、棚受けの種類や大きさも分からないから、商品を確認するには一回荷物をどけて外さないといけない。考えるだけでけっこう大変って思っちゃう。
雅子:なるほど。確かに調べる時間とか運ぶ労力って目に見えないけど大変ですよね。
ワカバヤシ工務店の印象を教えてください
もっと他の人に知ってほしいです。
施主様:私みたいにどこに相談していいかわからない方にもっと知られるといいなと思いました。私は小さい工事だったんですけど、大きなリフォームをする人にも安心して相談できるところだよーって。
雅子:そういっていただき嬉しいです。私もそう思っているので、今言ってくださったことをちゃんと発信して困ってる方に届けるようがんばります。
施主様:うんうん。さっきも話に出てたんですけど、まず営業さんがいて、プランの話は違う人で。大きな工務店だったらそんなかたちが多いと思うんですけど、プランナーさんと相性が悪くても断りにくいし、ましてや担当さんを変えてほしいとはなかなか言い出しにくいんですよね。その心配がないのがいい所です。次の工事の時も雅子さんがきてくれるし。うちはまだ築2年目なので、工事はなかなかなないと思うけど(笑)
雅子:そうですね。ピカピカですもんね。担当や大工が変わらないのは私共のように小さな工務店のメリットだと思います。でも、工事が重なるとお待たせしてしまうデメリットもあるんですよ。それでも良いよと言われるように、お客様と接していきたいと思います。
若林大工について
施主様:第一印象は「清潔感のある人!」でした。
雅子:清潔感ですかっ(笑)
施主様:そう、清潔感(笑)
施主様:引っ越しの時って業者さんの出入りがすごく多いんです。引っ越し屋さんだけじゃなく、手すりを付けてもらったり、家電や家具の運搬、エアコンを付ける電気屋さんとか。
なので、短期間に色んな方を見ることになるんですけど、玄関を開けて「わ。清潔な人」って思いました。それまでに不潔と思った方がいるわけじゃないんですよ。そうじゃないんですけど、清潔と思ったのは若林大工が初めてで。他の方達とは違ったんです。家に上がって仕事をしてもらうのだから、キレイな方がいいなって思いました。
雅子:ありがとうございます。(笑)
施主様:あとは、人の良い職人さんって感じでした。
雅子:話しやすいとはよくお話いただくんですけど、どんなところで思われたんですか?
施主様:カーテンをね。
雅子:あ!カーテン!頼まれてもないのにおせっかいで目隠ししたやつですね。
施主様:いえいえ。人間性が出てるというか。ありがたかったですよ。引っ越ししたてでまだカーテンを買ってなくて2階のリビングが外から丸見えだったんです。まぁいっか。とそのまま生活してたんですけど、「娘さんがおるのに夜になったら中が丸見えになるよ」って、養生のシートを窓全部に貼ってくださったんですよね。すりガラスみたいに。
雅子:理由はわかりませんが昔から防犯意識が高いんですよ。
施主様:でも、押し売り感とかないし、親切だなーと感じました。言われなかったら何か月も丸見えのままだったと思います。その節はありがとうございました。今はちゃんとカーテン付いてます。
雅子について
施主様:ほんと話しやすいところです。さっきも言ったかもしれないんですけど、なんていうか、良い意味で、プロじゃない感じ。あと、雅子さんがおしゃれじゃなかったら頼まなかったかなー?
おしゃれにも色々あるけど、自分の好みやスタイルと遠い感じのおしゃれだったらどんなプランが出てくるんだろうと不安を覚えて頼まなかったと思うんです。雅子さんと相性がいいというか、服や持ち物の好みが遠くないというか、なんて言うのかな、雅子さんのモダンな感じが好きだから、この方に任せたらとんでもないことにはならないだろうという安心感がありました。好みって大事ですよね。
一本筋があるというか、仲良くしてくれるけど、ビジネスはちゃんと芯にあってお互いに尊重してるなって感じがします。こだわりは見えつつ、押し付けないところも好きですね。
雅子:ありがとうございます。仕事でもプライベートでも、リスペクトし合えるお付き合いが出来ればいいなといつも思っているので、すごく嬉しいです。
暮らしの工夫。お聞きしました

お客様のお宅へ伺う中で、そのご家庭ではごく普通に行っているけど、私にはとっても素敵だと感じることをたくさん発見します。そんな素敵なことを紹介していくコーナーです。
施主様:見せると隠すを意識しています。あとは、家族の集まるリビングはものが増えがちなので、リビングのインテリアを触るのは私だけと家族でルールを決めました。雅子さんがすっきりしていると言ってくださったのも、インテリアの色数が少ないのがあるんやないかな?隠してるけど案外モノは多いんですよ。
生活感の出るものは見えないところに隠しちゃいます。扉付きの棚もカゴの中もけっこういっぱいです。見てみます?
たくさん本が入ってるでしょ。左のカゴは家族の私物入れです。
ハンドクリームはボックスに入れてすぐ使えるよう棚の上に置いています。これ100均なんですよ。飽きそうなものは安いもので。
どうしてもカラフルになる食品系のストックも隠す。
ロールスクリーンを閉めなくても扉があるとスッキリ見えます。
雅子:インテリアだけじゃなく生活感を消してるからおしゃれなんですね。うちでは書類とか本がそのまま出しっぱなしなので羨ましいです。カゴに私物を入れてくれる協力的な家族も素敵です。
新コーナー
いつものカバン置き場
お部屋を見せていただいた中で「カバン置き場」がありました。お財布の中身や手帳は家でも使うことがあるから、すぐ取れる場所に置いているのだそう。近い。けど見えない。なるほどー!と感心してしまいました。
今まで他の人がどこにどう置いてるかなんて考えたこともなかったけど、どうしているのか気になってきた(笑)そこで、いつものカバン置き場をみなさんに聞いていくことにしました。
施主様はリビングからは見えないキッチン横のパントリーがカバンの定位置。お財布の中身や手帳は家でも使うことがあるからすぐ取れるところに置いているのだそう。ここでも隠す収納です!
私はというと、リビングの床に置いていました。
施主様同様リビングで使うこともあるし、帰ってきたらだいたいLDK直行だから。でも床置きにはせず浮かすように変更。これだけでもリビングが整った感じがしました。
インタビューを終えて
「良い意味で、プロじゃない感じ」と言ってくださったのが嬉しかったです。
建築のプロではなく、あくまでも施主様側、使う側に近い立場で、職人との間の潤滑油となりたいと思っているので、それを感じていただいてのご依頼につながり、嬉しい限りです。
暮らしの相談室を始めて本当に良かったなと思えたインタビューになりました。
すぐにはリフォームしないけど、こんなことが実現出来たらいいなと思っている方、今の暮らしにモヤモヤしている方に相談室にいらしてもらえると嬉しいです。
暮らしづくりの施工例はこちら
>Instagram記事 パントリーが使いにくい