「もう少ししてから」の間にも、暮らしは続いている
リフォームを急がせたいわけではないけれど

「真冬のお風呂で、タイルの冷たさに毎朝ヒヤッとする」
「高さの合わないキッチンでの料理が、少しずつ腰に響いている」
そんなふうに、いつの間にか慣れてしまった不便はありませんか?
リフォームのお話をしていると、お客様から「もう少ししてからにします」と言われることがあります。
その言葉を聞くたびに、私は「確かにそうですね」と思います。
やりたい気持ちはあっても、手持ちの資金のこと、家族の予定のこと、これから先の暮らしのこと。すぐに決められない理由は、それぞれのご家庭にあります。
リフォームは、気軽にやり直せるものではありません。
だからこそ、焦って決めてほしくはないのです。
ただ、同じリフォームをいつかするのなら、快適に過ごせる時間は一日でも早く手に入れてほしいな、とも思います。
お風呂の寒さも、キッチンで感じる小さな負担も、一度きりのことではありません。毎日続くことです。
「慣れているから、こんなものかな」と思っていた不便が、リフォームのあとには「あの頃は、けっこう大変だったな」と思えることがあります。
そして、少し現実的なお話をすると、建材や設備の価格は年々上がっています。
日々、現場で材料を仕入れている私たちも、そのことを実感しています。一度上がった設備の価格が、以前の水準まで戻る場面は、これまでほとんど見てきませんでした。
だからといって、「値上がりするから今すぐしましょう」と言いたいわけではありません。
予算が整わなければ、できることにも限りがあります。無理をして、そのあとの暮らしが苦しくなってしまっては本末転倒です。
でも、今すぐ工事ができないときにも、その時間をただ待つだけにはしてほしくないなと思うのです。
気になる商品を見てみる。
リフォーム会社を調べてみる。
どんな人が来て、どんなふうに工事をしてくれるのかを知る。
そしてご家族で、「今の暮らしで、いちばん困っていることは何だろう」と話してみる。
お風呂をきれいにしたいのか。
冬の寒さをどうにかしたいのか。
これから年を重ねても、安心して暮らせる家にしたいのか。
優先順位は、ご家族によって違います。
誰かの正解をそのまま選ぶのではなく、わが家の暮らしにとって何が大切なのか。頭の片隅に置いておくだけでも、目に留まるものが変わってきます。今までなら通り過ぎていた情報にも、「あ、これかもしれない」と出会えることがあるかもしれません。
決めるまでに迷う時間も、きっと無駄ではありません。
調べて、比べて、話していくうちに、「わが家はこれを一番にしたい」という気持ちが、少しずつ見えてくるのではないでしょうか。
私たちは、その気持ちを急かすのではなく、一緒に整理するお手伝いができたらと思っています。
後押しが必要なときは後押しを。
迷っているときは、一緒に悩むこともできます。
まだ工事をすると決まっていなくても、もちろん構いません。
今の暮らしで何にいちばん困っているのか。愚痴をこぼすような気持ちで、お話ししてみませんか?
ワカバヤシ工務店では、カフェで気軽にお話をうかがう「暮らしのお悩み相談室」を開いています。家のことに少し詳しい友達に話すような気持ちで、どうぞご活用ください。
ワカバヤシ工務店は、神戸市中央区の工務店です。
一人親方の若林棟梁が神戸市内を中心に、リフォームやリノベーションを行っています。
住まいのお困りごとを解消するだけでなく、工事をきっかけに、これからのお客様の暮らしが少しでも良いものになるよう、提案と施工をさせていただいています。






ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません