Skip to content

大工の家から

神戸市中央区ワカバヤシ工務店の気づきをお送りします。

Menu
Menu
ワカバヤシ工務店

自分に合った工務店を探している方へ

Posted on 2024年11月9日2024年11月12日 by wakabayashi

お住まいのリフォームを考え始めれらた方とお話する機会がありました。
何から始めれはいいのかわからないながらも、まずはリフォーム会社の情報を集め始めたそうです。

最初に浮かんだのは、ホームセンターや家電量販店のリフォームコーナー。
その次は、リフォーム専門会社や、名前の知れた大手のリフォーム会社。
調べ始めてわかったのは、どこに頼めば自分達がしたいリフォームをしてくれるのかということ。

こういうお話は、今までにもよくお聞きしてきました。
ワカバヤシ工務店のお客様からは「ワカバヤシ工務店さんのような工務店がどこにあるのか、どうやって探せばいいのかわからなかったんですよ」と言われることが多いのです。
では当店のお客様が言われる「ワカバヤシ工務店のような工務店」とは、どういう工務店なのか。

ワカバヤシ工務店
当店は一人親方の大工とその妻、二人で営んでいる工務店です。
夫の大工が施工、妻が接客中心という役割分担をしています。

それぞれの役割について詳しく書く前に・・・
そもそも工務店ってどんなタイプがあるのか。

①設計士、営業、インテリアコーディネーター、施工スタッフが常勤
②営業、事務担当が常勤。設計士や施工スタッフは外注
③一人親方(大工や水道工事などの職人)のみ。もしくは職人本人とその妻が常勤
こんな感じでしょうか。

当店は③に該当します。
では改めて二人の役割をお伝えします。

【大工の役割】
・一人親方の大工自身が施工
実際に工事をするのは下請けではなく大工本人。
・打合せ、専門業者の手配も直接行う
お客様との間に営業や現場監督を挟むことがないので話のずれが生じにくい
【大工の妻(筆者)の役割】
・経理事務全般、SNSやサイト・ニュースレターなどの発信、お客様とショールーム同行、LINEやメールなどでお客様との細かい連絡係
打ち合わせ時や工事中に、積極的にお客様(特に女性の方)とお話をする

ここでは、特に筆者である大工の妻が積極的に行っているお客様との会話について詳しくお伝えします。

初回の現調や打ち合わせ時にはなるべく大工と同行するようにしています。
理由はお客様の不安を少しでも和らげてもらいたいためです。
特に不安に思っておられることは次のようなことです。

【打ち合わせ時の不安】
・男性一人で家の中に入ってこられるのは不安
・自分のやりたいことや、こうしてほしいことなど具体的なことがうまく伝えられないかもという不安
・建築のプロに、素人の自分の考えをちゃんと聞いてもらえるかどうか不安
これらの不安は、女性の私が同行してお話を伺うことで解消されることが多いようです。
特にちょっとした家事のストレスをどうすれば解消されるのか、リフォームすることでどんな生活が送れるようになるのかを具体的に表現することは、私の方が得意かもしれません。

【工事に関する不安】
・工事中のお客様の居場所(工事中留守にしてもいいのかなど)
・工事中の職人への対応(休憩時のお茶出しなど)
・大工や職人に直接聞きにくいこと(専門用語の意味など)
打合せ時もそうですが、特に建築用語がわかりにくかったり、質問の意味がうまく伝わっていないことがあるときに、お客様と大工との間に入って通訳のようなこともしています。
「今の説明は、具体的にはどういうことなのかな?」とか、後から出てくる疑問などを改めて聞くのを遠慮されることが多いようなので、疑問や不安は極力その場で解決できるようにしています。
どんなことも同じだと思いますが、業界人同士が話すときと、そうでない方と話すときとでは、言葉遣いには気を付けたいものです。

会話の内容は、不安なことばかりではありません。
お客様とお会いする回を重ねるごとに、少しずつ(ときには第一印象からの時もありますが)気心も知れて仲良くなっていくことが多いです。そうすると、家事の話や、インテリア、好きな食べ物やお店、時には推し活の話にも花を咲かせることがあります。そんな中で、「ここはこうした方がもっとよくなるんじゃないか」などアイデアが浮かぶこともあります。それをお客様が直接職人に伝えるのには、気を遣われることが多いので、そういう時は妻である私がお客様の気持ちを代弁することもあります。中には、直接話してくださる方もいらっしゃいますし、その方が気持ちも伝わりやすいこともあります。ですが、遠慮される方からは、私を頼っていただいているようです。それこそが、私が接客することの大きな役割だと感じています。

工事の完成度の高さだけではなく、最初から最後までお互いが心地よい関係を保つことも、リフォームを成功させるためには重要なことだと考えています。
建築業で商売をしているので工事ができることは当たり前、それ以外の人当たりの良さや、話しやすさなど、ご自分との相性が良い工務店を見つけることが難しいのだと思います。

相性を見るということも大事な要素だと思っているので、当店ではカフェの席をお借りして「暮らしのお悩み相談室」を開催しています。
具体的な工事の予定がなくても大歓迎なのは、上記のような理由からなのです。
神戸近郊でリフォームをお考えの方で、どこに頼めばいいのかお困りの方には、ぜひご自身との相性を見ていただく場として使って頂けたら嬉しいです。

「暮らしのお悩み相談室」についてはこちら
相談室の様子

【関連記事のご紹介】
ショールーム見学について ⇒ ショールームにお供します
「工務店のおじさんには話が通じない」はこちら

ワカバヤシ工務店は、神戸市中央区の工務店です。
一人親方の若林大工が神戸市内を中心に、リフォームやリノベーションなどの工事を行っています。住まいのお困りごとを解消するだけでなく、工事を機にこれからのお客様の暮らしがよりよいものとなるように提案や施工をさせてもらっています。

ワカバヤシ工務店Webサイト

ワカバヤシ工務店Instagram

masako_favorite Instagram

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

ご相談はこちら

カテゴリー

  • イベント
  • お客様の声
  • 伝統工法
  • 施工例
  • 未分類
  • 相談
  • 費用

最近の投稿

  • 補助金目当てで、その工事本当に必要ですか?
  • ひとりビフォーアフターのススメ
  • リフォーム満足度アップのコツ 壁紙編
  • リフォーム満足度アップのコツ トイレ編
  • 上手工作所へ行ってきました

最近のコメント

  • 大工の家に嫁いで良かったこと に wakabayashi より
  • 大工の家に嫁いで良かったこと に クボタアヤ より
  • 白アリ被害の床下修理 に wakabayashi より
  • 白アリ被害の床下修理 に hikaru より
  • 白アリ被害の床下修理 に wakabayashi より

くさび アクリル扉 キッチンリフォーム クローゼット サンルーム ショールーム スクリーンパネル スクリーンパーティション スライドドア テレワーク トイレリフォーム ペット対応 マンション リノベーション リフォーム リモートワーク ワークスペース 三連スライド引き戸 伝統工法 個人事業主 勝手口 半透明 古民家 古民家再生 在宅ワーク 壁紙 工務店 床下修理 建設業許可 建設業許可申請 手すり 持続化給付金 採光ドア 採風ドア 木造 火災保険 白アリ被害 相談会 神戸工務店 補助金 貫 費用 間仕切り 雨漏り修理 鼻栓

© 2025 大工の家から | Powered by Superbs Personal Blog theme