ワカバヤシ工務店では、お茶室の造作や畳の間に炉を切るという工事も承っています。
今まで手掛けたお茶室の事例をご紹介いたします。
①マンションの和室に炉を数ヶ所に切る
②マンションの和室を床の間のある茶室にリフォーム
③賃貸物件の1階の和室に炉を切る
「本格的な炭を使った炉で教えてあげたいので炉を切ってほしい」
どの案件も茶道教室の先生からのご依頼です。
①と②はマンションの和室で床下に余裕がないので床を上げる工事になります。
③は木造アパートの1階で床下に余裕があるので床の高さはかわりません。
では、順番にご紹介いたします。
①マンションの和室に炉を数ヶ所に切る
こちらのマンションの和室は畳を上げるとモルタルでした。モルタルをはつることはできないので、炉壇が入る分だけ床を上げました。
いろんな炉の位置のお稽古をしたいので、複数の炉を切りたいとのご要望。
畳の下の板に、ご指定の場所に穴をあけています。
畳を敷き替えることで、炉の位置を変えることができます。
施工例はこちら → 茶室リフォーム①
②マンションの和室を床の間のある茶室にリフォーム
6畳の和室を解体して、床の間のある4畳半の茶室を造りました。
茶事や茶会、そして炭でのお稽古もできるように本格的な茶室です。
茶室の設計を得意とされている設計士さんによる設計監理の元、施工いたしました。
施工例はこちら → 茶室リフォーム②
③賃貸物件の1階の和室に炉を切る
畳の下に敷いてある板の下は地面で、床下に余裕があるため、板に炉の大きさに合わせて穴をあけました。
こちらは、大家さんから「退去時に原状復帰すること」を条件に了承を得て、炉を切る工事をしました。
②の工事は大掛かりでしたが、①と③はどちらも原状復帰可能です。
茶室を造りたい、炉を切りたいという方は、以上のような方法で工事ができるので参考にしてみてください。
ワカバヤシ工務店は、神戸市中央区の工務店です。
一人親方の若林大工が神戸市内を中心に、リフォームやリノベーションなどの工事を行っています。住まいのお困りごとを解消するだけでなく、工事を機にこれからのお客様の暮らしがよりよいものとなるように提案や施工をさせてもらっています。