玄関ドアの劣化と、傷みにくい色のお話
「玄関ドアの塗装がハゲハゲ(めくれて)なんです。これって補修できるものですか?それとも新しいドアに交換しないといけないんでしょうか……一度見ていただけますか?」
先日、このような切実なお問い合わせをいただき、早速リペア(補修)の職人さんと一緒に現地調査へ伺ってきました!

お悩みの玄関ドアは、LIXIL(リクシル)製の木目調シート張りのタイプ。 お家が南向きということもあり、長年浴び続けた紫外線によって劣化が進んでしまったようです。シートが白く浮き上がり、今にも剥がれ落ちそうな状態(剥離)になっていました。

実は、ここまで剥離が進んでしまうとリペアがとても難しくなります。 なぜなら、修理をしようとしても、リペア材がシートと本体の隙間にどんどん染み込んでしまい、かえって剥離を悪化させてしまうからなんです。職人さんとも相談し、今回は「修理は困難」という判断になりました。
後日、お客様に詳しくお話を伺うと、風向きによっては「潮水」がかかることもあったのだとか。 現場は須磨海岸の近くなのですが、海岸の目の前というわけではないんです。それでも、強い風に乗って潮まじりの風が届いていたんですね。そういえば、以前神戸市内で「塩害」が問題になったことがありました。当店は新神戸界隈で六甲山のふもとにあるのですが、台風による暴風雨と潮風が原因で木々の葉っぱが枯れたことがありました。海から離れていても潮風の影響はあるということです。紫外線だけでなく、この塩害も劣化を早めた原因かもしれません。
リペアの職人さん曰く、 「表面が白くなっているだけ(色あせ)なら簡単に直せるけれど、シート自体が浮いて剥離していると、どうしても修理は難しくなるんです」 とのことでした。
では「うちの玄関ドアは大丈夫かしら?」と思われた方にセルフチェックの方法をお伝えします。
ドアの表面に気泡のようなわずかなふくらみが見えたり、指でなぞってみて少しでも引っ掛かりやカサカサした浮きを感じたら要注意。私たちプロの工務店に見てもらってください。
ちなみに職人さんに「一番劣化しにくいドアってどんなものですか?」と聞いたところ、アルミ製のシルバー色が耐久性の面では一番優れているとのこと!
劣化したとしても補修可能なことが多いそうです。

(写真はアルミ製の門扉の例ですが、玄関ドアも同様にアルミ製は劣化に強いです)
今後新しくドアを選ぶなら熱を反射するアルミ製のシルバー色が劣化しにくく長持ちします。
しかし、あなたが木目調のデザインのドアが気に入っていて少しでも長く使いたいのなら、劣化が致命的になる前のプロによる早期ケアが不可欠です。
先程のセルフチェックで、少しでも違和感を覚えたら大掛かりな交換が必要になる前にできるだけ早く私たちプロに相談してください。
玄関ドアは、毎日家族を送り出し、最初にお客様を迎える「お家の顔」です。 「うちのドアはどうかしら?」と気になったら、シートが完全に剥がれてしまう前に、ぜひお早めにご相談くださいね。
ワカバヤシ工務店は、神戸市中央区の工務店です。
一人親方の若林大工が神戸市内を中心に、リフォームやリノベーションなどの工事を行っています。住まいのお困りごとを解消するだけでなく、工事を機にこれからのお客様の暮らしがよりよいものとなるように提案や施工をさせてもらっています。







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