私がよく通っているカフェの常連さんが、米粉の焼き菓子のお店 cefe ukiwa をオープンされました。
その店舗の内装工事をお任せいただきました。
この記事ではカウンターの造作工事について特に施主様が気に入ってくださった部分について書きます。
1.カウンターの大きさと高さ
2.トイレの入口の目隠しになる壁
1.カウンターの大きさと高さ
施主様の内装プランはまだぼんやりした段階で、現場調査に伺いました。
施主様がお店に立った時のことを想像しながら、実際に現地で床にマスキングテープを貼りながらカウンターの大きさを決めていきました。
カウンターの高さは、中にいる店主さんが作業をしながらお客様と話せるように、またお一人でゆっくりされたい方には、程よい距離感を保てる高さです。打ち合わせをしながらその場で直接印をつけたのですが、実測すると118㎝です。
2.トイレの入口の目隠しになる壁
トイレの入口とカウンターとの距離が近いので、トイレの出入りの邪魔にならないような目隠しとなる壁も造りました。
天井までの壁にすると、大きな窓からの光が遮られてお店の入口付近が暗くなるので、立った時に顔が隠れるくらいの高さにしました。
先日、お店の撮影とインタビューに伺いました。
「私の思っていること、頭の中にあるイメージを伝えると、距離感をその場で一つひとつ数字にしてくれる(カウンターの高さやテーブルの奥行など)、またいろんな提案をしてくれて選ばせてもらえたのがよかったです。」と嬉しいお言葉をいただきました。
月一回「暮らしのお悩み相談室」を開催させていただいている新神戸のカフェ、トースターさんで知り合った施主様。
常連客同士の関係から、時を経てお仕事のパートナーとして、ワカバヤシ工務店を選んでいただけたことに感無量です。
トースターさんで巡り合ったご縁のように、cafe ukiwa さんでもカウンター越しにたくさんの方々との素敵な出逢いがありますように。
ワカバヤシ工務店は、神戸市中央区の工務店です。
一人親方の若林大工が神戸市内を中心に、リフォームやリノベーションなどの工事を行っています。住まいのお困りごとを解消するだけでなく、工事を機にこれからのお客様の暮らしがよりよいものとなるように提案や施工をさせてもらっています。