トイレリフォームでは、壁紙と床材も新調される方が多いです。
トイレリフォーム時に、トイレ内の壁紙を選ばれたお客様の感想や気づきをいただきましたのでご紹介いたします。
①柄物も無地も値段は同じ
リフォームの話をしていて驚かれることが多いのがコレ!
「アクセントウォールかわいいけどお高いんでしょー?」
中には一部高いのもあるけど
ほとんどの柄物は実は無地と同じお値段。
②リフォームには不向きなものもある
まっさらな壁に貼る新築時と違って
古い壁紙を剥がした壁は凹凸がある。
その凹凸を拾っちゃうリフォームには向いていない壁紙もある。
サンゲツさんとかだと、凸凹が目立たないリフォーム向きのものを集めた見本集などもあった!
「好き嫌いだけでは選べないこともあるんだね」
以上がお客様から頂いた感想です。
壁紙の単価に関しては、最近人気のマリメッコやムーミン柄などの北欧系のものも同じ価格帯。
カタログやショールームでも定価が明記されているので、選ばれた壁紙がいくらかというのはすぐに確認できます。
またメーカーでは、リフォーム推奨品のカタログも用意されているので、そこから選ぶのも選択肢の一つ。
シンプルなものが多いですが、決して見劣りするものではなく性能(防カビや汚れ防止など)は良いものなので安心してください。
アクセントクロスと聞くと、柄物を想像することが多いかもしれませんが、白を基調として、一面だけを色物にされることも多いです。
トイレでは、タオルや照明なども入るとアクセントになるものは壁紙以外にもあるので、全体のコーディネートのバランスを考えて壁紙選びを楽しんでもらえると嬉しいです。
壁紙を先に決める、後から決めるなど、何を優先するかも考えておくといいですね。
壁紙を選ぶのはワクワクする楽しい作業ですが、気に入った柄のものが必ずしもリフォームに適しているかどうかはぱっと見ではわからないものです。
特に、小さなサンプルしか載っていないカタログでは柄の一部しか出ていないことが多く、わかりにくいです。
ですので、可能ならぜひショールームへ足を運んでいただき、大きな面積のサンプルを見てから決められることをおすすめします。
A4サイズのサンプルも取り寄せ可能ですので、ショールームまで行けない方はメーカーホームページから取り寄せられるのがいいですね。
柄物の壁紙を選ぶときの注意点をもう一つ。
柄物を広範囲に貼るときは、柄合わせをするときに、無駄になる部分があるということです。
柄を合わせるために、ずらして貼るので、その分だけ壁紙が多めに必要になります。
そうすると、単価が同じでも材料費は高くなります。
今回のお客様の場合は、トイレの狭い壁面一面だけが柄物でしたので、柄合わせの必要はなく、材料費も予算内に収まりました。
どんなことでもそうですが、優先順位や、自分の好きなもの、譲れないものはなにかを、日頃から頭の片隅にでも置いておくと、いざというときに迷うことが少なくなると思います。
リフォームでは、あれこれ迷って悩むことも楽しいことのひとつです。
限られた範囲の中で、自分の好きとすり合わせていく作業も楽しんでもらえると、満足度アップにつながると思います。
リフォーム満足度アップのコツ・トイレ編と壁紙編、2回にわたってお客様の声をもとに書いてみました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ワカバヤシ工務店は、神戸市中央区の工務店です。
一人親方の若林大工が神戸市内を中心に、リフォームやリノベーションなどの工事を行っています。住まいのお困りごとを解消するだけでなく、工事を機にこれからのお客様の暮らしがよりよいものとなるように提案や施工をさせてもらっています。