阪神西宮駅近くの国道2号線沿いにある「喫茶室しじま」さん。こちらで主人とお茶をしていた時に店主さんが主人に話しかけてくれました。
「このドア、風が強いと開いてしまうのです・・・」
店主さんとは別のカフェで私は一度だけお会いしたことがあり、主人が大工ということをご存知でした。主人はお店に入った時からドアの閉まり具合が気になっていたようです。
主人いわく、ドアのラッチが緩くなっていることが原因とのことでした。
ラッチとはドアノブを動かすと出たり引っ込んだりする部分。
(以下3枚の写真は自宅のドア)
ラッチ受けとはドア枠についているくぼんでいる部分。
おもな解決方法は2つあります。ひとつはこのラッチ受けのビスを絞めたりして調整すること。
もうひとつはドアの丁番を調整すること。
少々ニッチかもしれないですが、この方法でチャレンジされたい向けに、LIXILのサイトで扉の調整方法が載っていたので貼っておきます。
LIXIL Q&A「室内ドアが枠に当たる/ラッチが掛からない。扉の調整方法を教えて下さい。」
この二つの方法を試してみてうまくいかなければ、ラッチ自体を交換するか、ドアクローザーを付けるのが良さそうです。
ドアクローザーはこれです。ドアの上部についている開いたドアを自動的に静かに閉じるための装置です。
事務所や会議室などで見かけたことがあるのではないかと思います。
これは通販やホームセンターでも手に入るので、DIYしなれた方であれば簡単に付けることができると思います。
お店だけでなく普通のお宅でもドアはたくさんありますね。閉まりにくいとか勝手に開いてしまうとか、そういう現象があれば一度ラッチや丁番を調整してみてください。うまくいかないようであれば大工さんに尋ねてみてくださいね。
喫茶室しじま
西宮市和上町5-29-202
国道2号線沿いの北側で1階に「ヨクバリ食堂」さんが入っているビルの2階です。
コーヒーだけでなく店主さん手作りのケーキやプリンなどもありますので、お近くでおやつを楽しみたい際にでも足を運ばれみてはいかがでしょうか。
旧ブログはこちら→大工の家から