今年の9月で「暮らしのお悩み相談室」をはじめてから3年がきます。
今日は、改めて相談室を始めた理由を書いてみます。
「わからないことがわからない」
「何から始めたらいいかわからない」
「誰に聞いたらいいかわからない」
家のことだけではなくどんなことに対してでも、誰でも一度や二度思ったことがあるのではないでしょうか？
住まいの中のこと、外のこと、日々の暮らしの中でのちょっとした困りごとなど、意外と相談できそうで話を聞いてもらえるところがないように思います。
私は、幸いなことに主人が大工をしているので、住まいのことで疑問に思ったことを納得いくまで聞くことができます。でも一般的には、その疑問をそのままにして日々を過ごしがちではないでしょうか。
私は、相談室を始める前までは、特に相談を受けるということは多くはありませんでした。
友人であっても、「大工さんって木造の家を新築する人」と思っておられる方がほとんどでした。もちろん、新築もできます。何もないところから一軒の家を新しく建てるということは、家のすべてのことを把握していなければならないということです。ですので、のこぎりや金づち、ドライバーを使うような作業だけではなく、基礎工事、水道工事、電気工事、外壁工事などあらゆる家に関する知識は持っています。それぞれにプロの職人さんがいるので、主人にわからないことは、プロに聞きます。
その話を小耳にはさんでいるうちに、大工の妻である私も徐々に家のこと、工事のことがわかるようになってきました。
それでも、実際に私が作業するわけではないので、全てを把握できているわけではありませんが、「誰に聞いたらいいかわからない」ということはなくなりました。
少しずつ蓄積してきた家に関する知識を、家のことで悩んでいる人に少しでも悩みの解決のきっかけになれたらいいなと、始めたのが「暮らしのお悩み相談室」です。
「家の事情に詳しい友達」
工務店にわざわざ連絡するほどでもないようなことと思っていても、実はそれはDIYではできないことだったり、逆に知識があればDIYでできてしまうこともあるのです。
工務店に連絡するその一歩手前の窓口として「家の事情に詳しい友達」感覚で相談に来てもらえたらと「暮らしのお悩み相談室」を始めました。
工務店が開催する相談会ということで、どうしても「工事をお願いしないといけないんじゃないか」とか、どこにもリフォームという言葉は使っていないのに、「リフォーム相談会」と変換されてしまっているのが、私としてはとても残念に思っています。
この3年でたくさんのお客様、とくに女性の方のお話をお聞きしてきました。その中で、いきなり職人さんや工務店のおじさんには聞きにくいということ、この声は本当にたくさんお聞きしました。でも皆さん、聞きたいことはたくさん持っておられるのです。ぜひ、「家の事情に詳しい友達」として、「暮らしのお悩み相談室」へお越しください。
近々では8/29(木)に開催します。
この日は相談室の会場であるトースターさん10周年の特別企画
「まさこDAY vol.2」の開催です。
おしゃべりタイムとセレクトフリマを開催します。
第一回目を8/6に開催したのですが、私が思った以上の反応を頂いたので
フリマの商品は追加予定です。
家の相談ごとだけではなく、雑談、この人どんな人？と探りに来てくださって結構です。
10人が10人全員相性がいいわけではないので、どうぞご自身との相性を確かめに来てください。
その上で、いつか相談してみようという気持ちになっていただけたら、私の目的達成です。
「暮らしのお悩み相談室」特別編 ＼まさこDAY vol.2／
場所：新神戸の人気カフェトースター
〒651-0056 兵庫県神戸市中央区熊内町４-８-８
日時：8/29(木)9:30～16:00
＊フリマは開催時間内いつでもOK
＊おしゃべりタイムはご予約優先。公式LINEからどうぞ。
ワカバヤシ工務店は、神戸市中央区の工務店です。
一人親方の若林大工が神戸市内を中心に、リフォームやリノベーションなどの工事を行っています。住まいのお困りごとを解消するだけでなく、工事を機にこれからのお客様の暮らしがよりよいものとなるように提案や施工をさせてもらっています。