5年ほど前に和室を洋室へとリフォームされたお客様から再び工事のご依頼をいただきました。
2階のベランダに出る木製の勝手口が経年劣化により古くなってきたことと、ドアにあかり取りがなく部屋の中が暗いので外の光が取り込める採光ドアにしたいとのご依頼でした。
LIXILのカタログの中からお客様が選ばれたのはヒシクロス格子C型。
カタログにあるように真ん中のガラス部分を上下にスライドさせることにより、採光だけでなくドアを閉めたまま採風・換気が可能です。
今回の工事では既存の木製ドアを取り外し、ドア枠はそのままでその中に納まるサイズのドアを選び、新しいドアに合わせてドア枠を調整して取り付けました。ドア枠をそのまま使うことで壁を壊したりする必要がないので大工工事のみで済ませることができます。
もし新しいドアが既存のドア枠より大きいものになると、新しいドアの大きさに合わせて壁を壊して造り直したり、クロスの張替えもするこになり、大工工事だけでなくクロス工事も必要なります。それに伴い工事時間も増えコストがかかります。
お客様には「明るくなったし、ドアを閉めたまま換気ができるので防犯上もこのドアにしてよかった」と喜んでいただきました。
<参考工事価格>(施工日2019年11月)
ドア代金・材料費・工事費・産廃処理費込みで155,000円程度(消費税抜き)
工事期間は1日。
※ドアの種類や現況により価格や工期は変わります。(今回はドア枠は既存のものを使ったので工期も短いです)詳細は現場を調査の上お見積りさせていただきます。
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