白アリ被害の床下修理

2024年4月5日

先日、床下修理の依頼を受けました。
依頼主は、以前築100年以上の長屋の一室をリノベーションされた方で、ワカバヤシ工務店とはそのお手伝いでご縁をいただきました。
洗面所の床が下がっていて床下を見てみると白アリ被害の跡が・・・
床下修理
床下修理

このまま使い続けると床が抜けてしまうので、応急処置をしました。

<修理前>
床下修理
<修理後>
床下修理

鋼鉄束(こうてつづか)で大引き(おおびき)を支えて補強しました。

鋼鉄束とは・・・大引きを支える床束(ゆかづか)で鋼製部材のこと。床下の湿気による腐朽、白アリの被害を抑えて束の高さ調節ができるメリットがある。
大引きとは・・・1階の床を支える木材のこと。

この場合、根本的な修理には床の貼り替えと土台の工事が必要なため、日数と多額の費用がかかってしまいます。
今回は家主さんのご希望により応急処置にとどめることになりました。
お風呂場は湿気がこもり、比較的白アリ被害が出やすい場所です。白アリに食べられた木材はスカスカになり、床が沈んできた、踏んだときにふわふわするなどの症状につながります。
「そういえば・・・」と思い当たるところがありましたら、信頼のおける工務店にご相談ください。

ワカバヤシ工務店は、神戸市中央区の工務店です。
一人親方の若林大工が神戸市内を中心に、リフォームやリノベーションなどの工事を行っています。住まいのお困りごとを解消するだけでなく、工事を機にこれからのお客様の暮らしがよりよいものとなるように提案や施工をさせてもらっています。

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